秋穂の雑記

akihoのブログ

同等の地位をアマゾンが短期間に確立するのは容易ではない。

秋穂です、アマゾンとの取引がなくなれば業績に悪影響が出るのは避けられない。
14年には取次3位の大阪屋の経営危機が表面化し、15年には4位の栗田出版販売が法的整理に追い込まれた。
苦境にある取次業界には不安が広がる 。
出版大手ではKADOKAWAが既に2年前からアマゾンとの直接取引を始めている。
今回のアマゾンの施策はその延長線にあるもので、大手出版社は静観する構えだ。
読み放題サービスでアマゾンと対立した講談社も現段階で取次を介さずに、書籍の直接取引をアマゾンと行うことは決まっていないと今後の状況を見守る姿勢だ。
アマゾンは4月下旬、複数の大手出版社に直接取引の提案を持ちかけたもようだ。
ある中小の出版社は、日販との一部取引をアマゾンに切り替える方針を固めた。
書店での取り扱いが減る一方、アマゾンを介した通販の流通量が年々増加しているという。
流通コストは日販に比べて高いが、読者の手元に届くまでの時間が短い利便性を優先した。
アマゾンに取 り込まれることへの警戒感も強い。
依存度が増せばアマゾンからの値上げや取引条件変更の要求はあり得るとする。
アマゾン経由の流通は一定比率に抑え、日販など取次業者を介した取引中心を維持する方針という。
取次を介さない取引を進めるアマゾンだが出版各社の信頼を得るのは簡単なことではない。
昨年夏に始めた電子書籍の読み放題サービスキンドル・アンリミテッドでは一部のコンテンツが事前の通告なしに除外され出版各社からの反発にあった。
長年、出版社とタッグを組んできた取次大手と同等の地位をアマゾンが短期間に確立するのは容易ではない。